一戸建ての防犯対策で安心・安全に住む|不動産物件(新築・中古一戸建て・マンション)の朝日土地建物

一戸建ての防犯対策で安心・安全に住む

警察庁のデータによれば平成27年度の侵入窃盗の件数は約8.6万件で4.6万件が住宅での件数です。侵入窃盗の発生場所別認知件数は、うち一戸建住宅が最も多く41.6%、3階建以下の共同住宅が12.9%、4階建以上の共同住宅が4.6%と最も多く、次いで一般事務所が12.9%です。一戸建てでは、1日あたり約99件の窃盗が起こっていることなります。進入犯罪とは空き巣、忍び込み、居空き(いあき)と進入の形態がありますが、忍び込みは家人が寝静まった後に侵入し、居空きは在宅時に侵入するものでこの2つは犯人と鉢合わせすることもあり、この場合窃盗から強盗変わり身に危険が及ぶ可能性もあります。防犯対策を取ることは基本中の基本です。自宅の防犯上の弱点を把握し、窃盗だけでなく生命の安全のためにも、十分対策を取ることが重要です。

1.住宅への主な侵入手口

窃盗の主な侵入手口は以下の通りです。年々、手口も巧妙化、力任せの荒業も増えています。開錠専用器具を使いドアや窓を破って侵入します。

進 入 手 口 方     法
ピッキング ピックと呼ばれる先の尖った金属製の特殊工具を鍵穴に入れ、ドアの錠を短時間で開けるという手口。ピッキング手口に対応した錠でなければ、1分もかからず開錠されて屋内に侵入されてしまいます。
サムターン廻し 玄関ドアの外側からドリルで穴を開けるなどして、サムターン(内側のドアロック用つまみ)を強引に回して侵入する手口。壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間などに特殊工具を挿し入れてサムターンを回すこともあります。
カム送り開錠 特殊工具を用いて錠シリンダーを迂回し、直接錠ケース内部に働きかけてデッドボルトを作動させ解錠する手口。「バイパス解錠」とも呼ばれています。
ドアのこじ破り ドアと壁の隙間にバールなどの工具を押し込み、てこの原理でドア錠を破壊して侵入する手口。強引な方法ですが、通常のドアや錠では短時間で侵入されてしまいます。
ガラス破り 窓ガラスを破壊し、そこから手を入れて解錠して侵入する手口。通常のガラスであれば、わずか数秒で破壊できます。近所への買い物やペットの散歩など、わずかな留守の間でも安心できません。

※出典:住すまいる防犯100当番(警察庁)ページより

2.死角をなくし、外から見えない場所を作らない対策

一戸建ての場合、無締りで施錠されていない窓やドアからの侵入割合は46.5%で2階の窓など入りにくいと思われる箇所からの侵入もあるので油断はできません。また、植木鉢などにカギを隠すなどはもっての外です。特に戸建てでは鍵をかけて外出する習慣をつけましょう。
続いて侵入はガラス破りが多く、弱点であるガラス窓を割って侵入します。特に窓が死角になっていれば安心してガラスを破って侵入してきます。家の外から窓や中が見えないということは侵入者から見れば心理的に躊躇うことなくガラスを割って侵入する動機を与えます。従って、塀をメッシュにして中が見えるようにする。置台など死角や侵入のための踏み台となるものを置かない。樹木などは手入れを行い過剰に茂らせない。侵入可能な小窓は面格子で覆うなど対策を取りましょう。また、ガラス面に防犯フィルムを張ることで割れるまでの時間を稼ぎ侵入を断念させる効果もあります。夜間はセンサーライトなどで庭先を照らすなど対策を取りましょう。

3.セキュリティグッズやサービスでの対策

物理的、心理的に侵入が難しい家と認識される対策が必要です。侵入に5分以上時間がかかると侵入をあきらめる傾向にあり、防犯器具などを使い侵入に対して手間や時間が掛かる対策を取ります。包括的に警備サービスを受けるために警備保障などをホームセキュリティサービスの利用することも検討しましょう。

防 犯 対 策 説     明
1ドア2ロック ドアに二つのカギをかけ防犯性が向上する。錠が2つあるので、侵入に時間がかかり侵入を断念する効果があります。
面付箱錠 ドアの室内側の面に錠の機構が入った箱型のケースを取り付けるタイプ。施錠時にはドアのすき間からカンヌキが見えなくなるため、こじ開けにも強い錠です。
鍵交換 ピンタンブラーキーなどピッキングに強いカギを付けます。 (財)全国防犯協会連合会のCP錠認定制度の基準に合格した錠(青色のCPマーク付き)や、CP-C錠認定制度の基準に合格した錠(赤色のCP-Cマーク付き)を取り付けましょう。
防犯ガラス(フィルム) 窓からの侵入を防ぐためには割るのに時間がかかり、割れた際には大きな音のする窓ガラスにします。また、既存の窓に貼り付ける防犯フィルム(厚みが350μ以上)も割る時間がかかり有効です。
窓ストッパー 窓にストッパー(補助錠)を付けることによって窓が割れれた場合、更にストッパーを外さなくてはならない手間が生じることにより、侵入を断念させます。
防犯カメラ 室内外に取り付け(ダミーでも良い)カメラ作動中などのステッカーを張れば監視されているとのことで防犯効果があります。また、Webカメラは室内の様子をスマホで確認できます。
テレビ・ドアホン 侵入者が留守を確認する方法で最も多いのが、「インターホンで呼んでみる」。テレビ・ドアホンは不在時に訪問者の人相を記録・再生できます。また、いきなりドアを開けないで知っている人か否かの確認や対応するか否かの判断が部屋から行えます。
窓用防犯アラーム ガラスが割れたときの周波数を検知して音で警報をならすアラームが発売されています。
防犯砂利 踏むと石同士が擦れ合って大きな音が出ます。侵入されやすそうな場所に撒いておきます。
防犯ライト(センターライト) 家の玄関や裏口などに設置しておくと、人が近づいたときにセンサーが反応して明るい照明がつくので、防犯にとても効果があります。
警備保障サービス 警備サービス会社とホームセキュリティサービスを契約するとセンサーやカメラなどの機械を設置して、異常を察知した場合警備会社に自動的に連絡が入り、警備員が現場に駆けつけるシステムです。空き巣以外にも火災・ガス漏れなどの災害にも対応します。設置費用や月額料金が掛かります。

窃盗犯は下見などセキュリーティ対策があまく侵入し易く且つ、逃げやすい住居を狙います。防犯対策は一戸建ての場合は住戸が独立しているので特に意識的な対策が必要です。日頃から挨拶など近所づきあいを大切にし、町内ぐるみで不審者が察知できる環境を作ることも大切です。

この記事は2017年5月22日に作成されました。

PAGE TOP↑