不動産の購入を検討している方は必見!vol.1|不動産物件(新築・中古一戸建て・マンション)の朝日土地建物

不動産の購入を検討している方は必見!vol.1

-国土交通省の住宅市場動向調査に見る住宅取得事情-

住宅市場動向調査とは国土交通省(住宅局)が住宅政策を進める上での具体的な指標として用いるため注文住宅、分譲住宅(建売住宅、マンション)、中古住宅、賃貸住宅、リフォーム住宅全般を対象に行っている調査です。
住み替え・建て替え前後の住宅やその住宅に居住する世帯の状況及び住宅取得に係る資金調達の状況等把握する為、訪問調査などを行い、毎年実施し、調査結果を告示しています。調査対象範囲は注文住宅については全国、それ以外は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、中京圏(岐阜県、愛知県、三重県)、近畿圏(京都府、大阪府、兵庫県)の三大都市圏を対象としています。平成27年の動向調査の内容を紹介することで、土地や建物の購入を検討されている方にとっては有益な価値ある情報を提供しています。この「住宅市場動向調査」から見えてくる住宅の取得事情をレポートします。

出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

1.住み替えに関する意思決定について

(1) 購入に関して比較検討した住宅は同じ種類の住宅が多い!

注文住宅取得世帯、分譲(建売住宅)戸建て住宅取得世帯、分譲マンション取得世帯、中古マンション取得世帯、中古戸建て取得世帯の各々が物件購入のために比較検討された住宅は同じ住宅の種類同士で比較検討されたケースが一番多い結果となりました。

① 注文住宅を取得した人は各々の注文住宅同士を検討したケースが多く、次に同じ物件種類の分譲戸建て(建売)と比べて住宅を購入しています。注文住宅を選択する人は他のハウスメーカーとの比較で検討しており注文建築志向が強くあることが伺えます。

図1
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

② 分譲戸建は他の建売住宅同士と比べて取得しています。約70%の取得者が同じ住宅の種類同士で比較を行い購入の意思決定をしたことになります。2番目では注文住宅との比較検討が約40%となっています。

図2
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

③ 分譲マンション取得世帯では購入する分譲マンション同士との比較が多く、次に分譲(建売住宅)戸建て住宅を比較検討しています。中古マンションとの比較よりも分譲戸建てとの比較が多いことは新築にこだわって物件探しをしていることが伺えます。「新築に住みたい」という志向の強さが感じ取れます。

図3
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

④ 中古マンションでは中古マンション同士の検討が多く約88%を占めます。次に新築分譲マンションとの比較を行っている世帯が多い結果となりました。これは、新築マンションの新しさと交通の便のなどの良い中古マンションとを比較検討しどちらが利便性とコストパフォーマンスに長けているかを選択しているように思われます。

図4
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

⑤ 中古一戸建てについては、他の物件種類と同じく中古戸建同士で物件を探している世帯が多く、次に分譲戸建てと注文住宅との比較が多く、新築か中古で迷っている様子も伺えます。

図5

(2) 住宅の選択理由は物件の特性に沿った選択がされています。

①注文住宅取得世帯では信頼できる「住宅メーカーだったから」が47.6%でトップです。施工リスクなどを考えてのことだと思われます。続いて「一戸建てだから」38.5%、「新築住宅だから」37.2%と続きます。注文住宅では新築戸建てにこだわりが強い傾向が伺えます。

図6
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

②分譲(建売住宅)戸建て住宅取得世帯では「一戸建てだから」が61.4%を占めて、戸建て志向が強く反映されています。続いて、「新築であると」56.8%と「住宅の立地環境がよかったから」56.5%と続きます。注文住宅と同じ傾向が出ています。

図7
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

③分譲マンション取得世帯では「新築住宅だから」58.9%をわずかに上回り「住宅の立地環境が良かったから」が61.9%を占めています。通勤や買い物などの利便性を考慮して選択に当たっているようです。マンションにおいては戸建て購買層よりは立地条件や設備など住宅機能などを重視して購入の決定をしている傾向があります。

図8
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

④中古マンション取得世帯については「価格が適切だったから」が71.2%を占め中古の価格メリットを勘案していることが伺えます。次は「住宅の立地環境が良かったから」が51.7%を占めています。中古マンションは駅そばにある物件も多くその利便性を選択理由にしていると思われます。またリフォームなどを念頭に置いているケースも多いことでしょう。

図9
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

⑤ 中古一戸建取得世帯については、「価格が適切だったから」が68.8%を占め中古マンションと同様の傾向で価格メリットを勘案していることが伺えます。

図10
出典:(国土交通省 平成27年度住宅市場動向調査について)

この記事は2017年3月19日に作成されました。

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